ワクチンとコロナ情報

こんばんは。茨木市議会議員のいなばみちのぶです。

さて、茨木市ではワクチンの接種券が65歳以上の方(S32.4.1以前に生まれた方)のお手元に届いているはずです。

ただ残念ながらワクチン自体の供給量が4月は極めて少ないため、
特別養護老人ホームの入所者(クラスター対策)等を優先して行っていくとのことでした。

したがって、それ以外の65歳以上の方については、4月末~5月頭くらいに、予約受付が始まり、現在の見通しては5月中旬くらいから接種が本格化する見込みです。
(※ワクチンコールセンターは稼働していますが、お問い合わせいただいても、これ以上の情報は出てこないと思います。)

予約方法は
①インターネット(スマホ)
②電話
③窓口(福祉文化会館)
の3通りとなる予定です。

また受付開始時期がわかりましたらUPさせていただきます。

さて、コロナの方です。
小池東京都知事に「大阪株」と揶揄された大阪の状況は深刻です。
「大阪モデル」「大阪ワクチン」とか、もはや意味のない死語に近くなってきています。
まず大阪の状況から見てみましょう。

まだ4月前半なのですが、、、
昨年1年間をはやくも追い抜く勢いです。

次に今日の本題である変異株の状況。

と、その前に、直近の大阪府のコロナ専門家会議の委員の変異株に関する発言をピックアップしておきます。

・大阪ではすでに70%が変異株。若い世代にも広がっている。
・比較的若年(40-50代)の重症者も増えている(小児例も増加)
・重症化までのスピードが増えている
・イギリスからの報告では、変異株陽性者は重症化割合が高い

ネットには変異株はそれほど危険ではない、という意見も見られ、正直私には実際どうなのかわかりません。
陽性者や死亡者のデータはいままで収集してきましたが、重症者の年齢層などはとってこなかったので、とりあえずこの3週間分を収集してみた結果が以下の通りです。

20-30代の重症者発生が気になります。
あと基礎疾患のない方が多く重症化されている、ということで、従来の「基礎疾患のある人は危ない」という説が通用しなくなってきている感じがあります。

次に大阪全体の変異株の状況。

上記は国立感染症研究所で「確定」が打たれた方の数なのですが、先に大阪府が行うスクリーニング検査では、死亡者は既に5人となっています。
確かスクリーニング検査の割合が6%程度だったと思うので
仮に10%だとしても13000人の変異株陽性者がいる、ということになりそうです。


次に茨木の状況。

連日、二けたを記録しており、罹患された方の1日も早いご快復をお祈りしております。

茨木市内の状況については、年代や性別は大阪府によってブラックボックス化されているため、まったくうかがい知ることはできません。
せめて感染ルートなどが分かれば対応の仕様もあるのでしょうが。。。

最後に大阪府内全域の状況。

個人的には緊急事態宣言の解除を1週間前倒しした分だけ、東京より感染が広がるタイミングが早まったのではないだろうかと思います。

ただ経済を回さないといけない、という3知事の考えも理解はできます。

けれど、今は「まん延防止等重点政策措置」という名前だけ変えた小手先の施策より、よりはっきりと府民が事態を把握できる緊急事態宣言を再度要請する方が良いような気もします。もちろん補償を付けて、ですが。

これまでコロナ騒ぎが早く収まるよう情報をなるだけわかりやすく、役に立てるようにお伝えしなければと思ってやってきたのですが、
実際、こうして「コロナが広がっている!」と言うことによって事業者さまが営業しにくくなったり、お客様が減ったりする可能性もあります。
そういうことを考えると、あまり騒ぎ立てない方が良いのではないかと思うこともしばしばです。
しかしながらコロナは詳細は分からないものの現時点では危ないウイルスだと認識せざるを得ないこともあり、
やはりこうしたデータはしっかりお伝えしていかなければならないだろうと。。。
心の中で葛藤しながら今はそう思っています。
いまは一日もはやく免疫ができて、世界中が普段の日常を取り戻せるよう祈るしかありません。

私は注射が苦手なのですが、いまはワクチンの効果がある、ということを信じて国からの供給を待ちたいと思います。
あと副作用については、早急に解明してほしいです。
では。

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