こんばんは。茨木市議会議員のいなばみちのぶです。
本日は3月議会の一般質疑の日でした。
私も2番手で質問をさせていただきました。
質問趣旨は、
①新型コロナウイルスの「変異株」が流行しつつあるのでさらなる対策をせよ
②骨髄等のドナー(提供者)支援制度を創設せよ
でした。
特に①ですが、すでに大阪では「12名」の感染が確認されています。
検査率が10%とのことですので、単純に考えて120名感染者がいる、と考えてよいでしょう。
「変異株」の特徴は2つです。
1.感染力が従来のウイルスより5~7割強い
2.免疫を回避したり、ワクチンの効果を下げる機能がある
※厚労省は現在のところ「証拠はない」と言っています
1,のタイプが「イギリス型」、1と2を併せ持つのが「ブラジル型」「南アフリカ型」、2.のタイプが「新たな変異」型です。
大阪の12名はいずれも1.の「イギリス型」に罹患されていました。
神戸市では36名が感染していますが、9割が「イギリス型」とのことです。
より悪いのは、この「変異株」は『子どもにも感染する可能性がある』ということです。
既に埼玉県では児童福祉施設でクラスターが発生し、10歳未満の子どもが6名感染、現在トータル10名の子どもの感染が報告されています。
従来のコロナは「高齢者」と「持病のある人」によく広がっていたのですが、
「子ども」に感染するとなると、さらに社会状況は切迫することが予想されます。
さらに、新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身会長は、変異株について
「ほぼ間違いなくこの変異株がだんだんと置き換わって、もうそのプロセスに入っている」
と断言されておられます。
そういうわけですので、みなさま、緊急事態宣言が解けたからといって油断せず、ワクチン接種が終わるまでは慎重な行動を心掛けていただければと思います。
なお、専門家会議でも「変異株対策」は
・マスクの着用
・手洗いやうがいの徹底等
と、従来と同じ対策をより徹底することだということです。
何卒よろしくお願い申し上げます。