日頃は大変お世話になっております。
茨木市議会議員のいなばみちのぶです。
普段であれば、1か月ごとなど一定の期間をあけて公表しているのですが、
状況が極めて深刻ですので、短期間ではありますが、ご報告いたします。
※それぞれ1/21現在となっていますんがTODAY関数の影響であり、実際は1/20までのデータです
その前に、3回目のワクチン接種ですが、
茨木市では65歳以上の方を対象に、
接種感覚を8か月→7か月として、接種券の送付を行っております。
7か月接種は2月スタートとなっていますが、
ワクチンロス対策で2月を待たずに予約が取れる場合があるかもしれませんので、
チケットがお手許に届きましたらコールセンターなどに予約状況を確認されることをお勧めします。
ちなみにコロナの影響が深刻なフランス・イタリア・米国・英国・インド・南ア・インドネシア・日本の中において、
日本のワクチン接種率は最高と非常に優秀で、これがオミクロンの重症化・死亡者の抑制に貢献しているのではないか、と言われています。
データ公表前にもうひとつ。
もし症状があらわれ、保健所などがパンパンで対応が難しい場合、
PCR検査等を対応してくれる医療機関一覧が公表されています。
茨木市のものはここにまとめましたので、ご利用ください。
※下段は無症状だが不安がある方(濃厚接触等がない場合など)対象の無料PCR検査機関の一覧ですが、とあるところに聞くと「1日10人分しか検査キットをもらっていない」というお話があり、これが事実であれば必要と感じた時に迅速に検査を受けることはほぼ利用不可能ではないかと思われます。
症状のある方+濃厚接触者だけで毎日6000人でている状況で、
吉村知事、もう少し腰を入れて制度を作っていただけないでしょうか?
茨木市外の方で症状が出た方は、こちらでお住いの地域のPCR等検査機関を検索してください。
(https://pref-osaka.viewer.kintoneapp.com/public/0513c2014b31535d76ce0b6d4a6516e1399e3ae432a81f7b1c400569491589dc#/)
それから無症状で濃厚接触などはないが、何となく不安な方や社会的立場上、陰性の確認の必要な方は、まずこちらのチャートで検査資格があるかどうかチェックしてください。
検査資格があると出た方は、こちらのサイトでお近くの検査場を検索してください。
(https://pref-osaka.viewer.kintoneapp.com/public/0ea753fc65f8f3d36bd2569b44734e71#/)
さて、ようやく本題にはいります。
ついに1日あたりの新規感染者数が2000人に近づきました。
もはや異次元のウイルスと化している感があります。
最初に大阪府内の年代別新規感染者数を見ます。
相変わらず、50代以下で93%を占め、若い方ほど新規感染が多くなっています。
ただし、未就学児+就学児童の割合は9%となっています。
次に重症者・死亡者の割りあいと、府内の病床使用率です。
デルタ株ほどではないものの、徐々に数が増えてきました。
しかしながらデルタ時の悲惨な大阪の状況に比べると、おそらくはワクチン効果で割合が下がっていると思われます。
それに伴い施設利用率も低くなっていますが、陽性者数を見れば一目瞭然ですが、少し状況が変化するだけで一瞬で吹っ飛ぶ状況です。
次にわが茨木市の状況です。
ついにクラスターもないまま1日200人の大台を突破し過去2番目の状況となりました。
もはや感染経路もわからず(わかっていても大阪府は茨木市に教えてくれません)、
茨木市としてはPCR検査機関へ助成を行い、大阪府がまかないきれない検査対象者のフォローを一生懸命しています。
最後に大阪府内各市の状況です。
なんとなくですが、北高南低の傾向が見られます。
毎日、約6000人の新規陽性者が確認されていますが、陽性者率(陽性者÷全検査数)が20%とかになっています。
陽性者率の適正値(ほぼ完全に捕捉するために陽性者1人発見するのに、何人の検査を行えば良いかという率)は専門家の方によると、1~2%だそうです。
これに従えば、1/20は6万人が感染していることにあり、残りの5万4千人は検査の取りこぼしで、感染を知らぬまま日常活動をされておられる可能性があります。
あくまで可能性なので、そうしたことも念頭におきつつ、感染予防策を講じていただければと願っています。
それにしても大阪市の感染者数の人口比は凄まじいの一言です。
松井一郎大阪市長はここまで深刻な状況なのに、特に他の自治体に比べて何か特別な措置をするそぶりもみられず、
相変わらず万博やIRに熱を上げておられるように感じるのは私だけでしょうか?
大阪ではこの10年で、公立病院を減らして公務員の医師や看護師を削減し、
保健所をムダだとして廃止、保健師を削減し、
公務員そのものもムダの対象として削減、
医療、福祉、教育などを削って「大阪都構想」「大阪万博」「カジノ・IR」に予算をまわしてきました。
その「ツケ」がこうして府民・市民ご自身に降りかかってきていることは、
まさに「選挙」という民意の結果であり、
民主主義の最終責任は有権者自身が受け止めなければならないという冷酷な現実を、コロナウイルスを通して私たちが教えられているような気がします。
とにもかくにも、
①N95クラスの高機能マスクの着用
②医療崩壊に備えてパルスオキシメーターや食料・飲料(スポーツドリンクなども)の準備
等をしっかり行った上で日常活動をしていただくよう、心からお願いいたします。
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