12月議会市政ニュース配布中

こんばんは。茨木市議会議員のいなばみちのぶです。

12月議会も無事、17日に閉会いたしました。
今期はわが会派「いばらき未来の会」から友次通憲議長が誕生し、
議長会派の幹事長として調整役に徹した1年間がようやく終わりました。

経験不足で頼りない幹事長だったと思いますが、諸先輩方のご理解と温かいお心遣いのおかげで、なんとか無事、議長会派としての役割を全うできたことをまず、心から御礼申し上げたいと思います。

来年1月は茨木市議会議員選挙です。
今回は5名の現職議員の方々が勇退・交代を宣言されており、少なくとも5名の新人議員が誕生する予定です。
また新しい風が議会に入ってきて、より茨木市議会が活性化することと思います。
私もその一翼を担えるよう一生懸命取り組んでまいりたいと存じます。

さて昨日今日と、12月議会報告を兼ねて市政ニュースをお配りしております。
仲間がたくさん手伝ってくれたので、2日で配りきることができました。
感謝感謝です。


さすがに選挙前ということもあって、いろんな方がニュースをポスティングされています。

この4年間でどれくらいニュースを出したかなーと思って数えていましたら、20回までは数えることができました。
ただその間も、枝番ニュースを結構出しているので、少なくとも30回以上は出しているんじゃないかなと思います。

どれくらいの方にお読みいただいているかはわからないのですが、
少しでも市民の皆さまにとって「役に立つ市政ニュース」であったら嬉しいです。

嬉しいことに、早速数名の方から「このコロナの流れ、とてもわかりやすいね!」とお褒めの電話が。
ニュースを作ったりポスティングしたりするのは結構キツイのですが、こういうお声をいただくと疲れが一気に吹き飛びますね。ありがたいことでした。

今回は万全を期すべく、茨木保健所と茨木市保健医療センターに通い、直接聞き取りを行いました。
その上で、受信相談センターや救急ナビに電話してちゃんと繋がるか確認したり、大阪府の健康医療部にも確認をとりました。

実際に受診相談センターにかけてみると、コロナの症状がある方については茨木保健所管内の48の医療機関を紹介することになっているはずですが、
どういうわけか「ウチはコロナかどうか判断するだけ」という答えが返ってきました。

「??」

おかしい。聞き取りではここが医療機関を紹介するはず。
で、保健所と大阪府健康医療部に確認すると、そうなっているはずとのこと。
よくよく調べてみると、今までは「発熱したら保健所に電話」というところから「かかりつけ医に電話 or 受診相談センターに電話」と手順が変わった過渡期であり、現場への周知が足りなかったとのことでした。
なので両部署に「コールセンターへの周知徹底を」と要望しておきました。

また受診相談センターも土日や夜間にかけてみると「050~におかけください。プチッ」と切れてしまいました。
あれ。。。やはり休日夜間専用ダイヤルがあるのか、ということで、体調の悪い方がわざわざメモをして電話を掛け直すというのはしんどいと思いましたのでこちらの番号も掲載させていただきました。

やはりネットで調べたり、チョロッと電話で聞き取りをしただけでこういうフロー図を作ると間違うものですね。
私は「実践・現場主義」を大事にしているので、できる限り自分で確認をとることにしています。
ただ、このフローも突然変わってしまう可能性もあるので、また発見次第更新していきたいと思います。

よく「寝屋川市は進んでいる!いろいろ公表している!!」というネットの書き込みを見ますが、寝屋川市は「中核市」です。
「中核市」は保健所を自前で持てるので、保健所に集まる情報を寝屋川市が入手することができます。高槻市も同じです。

ただ茨木市は「一般市」という寝屋川や高槻より権限も財源も小さな市なので、自前で保健所を持つことができません。
茨木保健所は『大阪府管轄の施設』であり管理監督権限は大阪府にあります。なので公式には保健所の持つ情報をとることができません。

例えば、私は先日茨木市保健医療センターに
「コロナ陽性者で、茨木市内で自宅療養されている方々もご飯を食べなければならない。けれども家にストックがなければ、買いに出たり外食しなければならないため、隔離している意味がなくなる。
したがって、茨木市がその方々に配食サービスを行うべきではないか」
と提案しました。

しかしながら答えは「配食しようにも、どこにそういった方がおられるか、茨木保健所が把握しているだけで、こちらには情報が入ってこない」ということでした。
※「保健所に再度アプローチしてほしい」と要請しておきましたが。

万事がこういう状態で、施策を打つための基本的な情報が入手できず、また市民の皆さまに役立てていただくための公表できるデータも限られています。
そういった情報が極めて限られた中でのコロナ対応となっています。

大阪府がせめて行政間で詳細データを開示し、ある程度の外部公表を認めてくれればいいのですが、どういうわけか秘密主義を貫いています。
そういった情報が制限された中で、なんとか茨木市政を運営しているということを、ぜひご理解いただければと思います。

そろそろ茨木市も「中核市」へのステップを上ることも考えていかなければならないのかもしれません。

ただ私個人としては、ホームページの政策にも書いていますが、
「中核市」なんかよりも強大な権限と財源を持つ「政令指定都市」さらにはその上、都道府県と同格くらいの力を持つ「特別自治市」を目指していきたいと思います。

その心は、大阪府が「中二階」みたいな位置づけで変に権限と財源を握っているので、各市町村は動きにくいと思うのです。
府内各市の中では「大阪府は余計なことをしてくれるな」と思っている首長も少なくないと聞いています。

私は「大阪府をなくして、すべての市町村を政令指定都市に昇格すべき」と考えています。
その先に道州制も見据えているわけですが、どう考えても「大阪府」を置いておかなければならない理由が見当たらないわけです。
やはり地方分権・地域主権を目指すのであれば、大阪都構想とは逆に「都道府県の廃止」を考えていくことこそより「身近な行政」を実現できると思います。

また長々となってしまいましたが、皆さんのご意見を御聞かせいただければと思います。
今後とも応援よろしくお願いいたします。

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