茨木市議会議員のいなばみちのぶです。
先般の集団接種受付では、申し込み殺到によりご心配をおかけしました。
わずか6000人分のワクチンに、ご高齢のかた約7万人のみならず、
そのご家族や支援される方を含めひょっとすると30万人くらいの方々が予約作業に参加されたのではないかと想像します。
私としては、システム的に「同一の接種券番号で」「複数の方がログインできてしまう」ことが、早いもの勝ち競争に拍車をかけた原因のひとつだったのではないか、と考えています。
※最終日の茨木市役所南館の予約時にはこの問題は解消されていたのかもしれません。
さすがに架空の接種券番号で予約ができたりするようなことはありませんでしたが。。。
(記事→https://mainichi.jp/articles/20210517/k00/00m/040/165000c)
それにしても、上記のように、今回の集団接種の予約システムはいろんな意味で全国的にちょっとおかしいと思います。
このシステムを作った会社にどういう検討の結果、このシステム設計にしたのか一度確認してみたい気持ちです。
※本来7月予定だったワクチン接種が前倒しになり、各自治体も膨大な事務を短期間でこなすことになり非常に大変だったと思います。そのような中、茨木市もよく5月12日接種スタート(北摂では最速)に間に合わせてくれました。
ただ、かえすがえすも事前に私たちがこのシステムのデモ画面を見せてもらうことができなかったことが悔やまれます。
愚痴をいっても仕方がないのですが、これからスマホ中心の社会になるので、
今回のことはその練習を兼ねているということを差し引いたとしても、
国は今後はもう少し国民に対して使い勝手がよい優しいシステムを構築していただきたいと思いますし、我々も利用者の立場に立って使いやすいシステムになっているかどうかしっかりとチェックしてまいります。
さて大阪府内で大阪市以外にお住まいの65歳以上の皆さまに対して、
自衛隊大規模接種センターの予約受付が明日24日の13時から始まります。
接種会場は中ノ島の府立大阪国際会議場です。
お車で行かれる場合は駐車場が1時間510円だそうです(2時間は見ておいたほうがよいかもしれません。)。
現段階では医療従事者の方ですら全員がワクチンを接種できておらず、
この大規模接種センターで働く自衛官の方の中にも接種できていない方がいらっしゃると聞いています。
そんな中で身を危険にさらしながら国民のために働いてくださる医療従事者の方々、自衛官の方に心より敬意を表します。
さて、その予約マニュアルを見つけましたので載せておきたいと思います。
Web版を事前に確認したところマニュアルが東京版しかなかったので、
防衛相さんに直接連絡して「高齢の方々は画面が少し違うだけで迷ってしまうので、大阪版も作ってください」とお願いしました。
防衛省さんの方でも「ご要望をお伝えさせていただきます」ということだったので、東京版しかないのか。。。と思っていたのですが、
後でLINE版にだけ大阪版マニュアルが添付されていることに気が付きました。
実はWebでやろうがLINEでやろうが、結局同じWebページに飛ぶみたいなので、
そしたら最初からWebページにマニュアルを貼り付けておいてくださるとわかりやすかったのかなと思います。
こうしてマニュアルにたどり着けない方がいらっしゃるといけないので、こちらに載せておくことにしました。
※実際に私が予約にチャレンジしたわけではないので、マニュアルを見ながら想像で解説していきます。
※自衛隊大規模接種センターのワクチンは「モデルナ社製」です。