茨木市議会9月定例会閉会と議会のルールについて

こんにちは。茨木市議会議員のいなばみちのぶです。
ちょっとバタバタしていてブログの更新が止まっておりました。失礼しました。

さて、3日から始まった9月議会が閉会しました。
今議会もコロナ対策のため、出席議員数を限ったり、アクリル板を設置したり、質問時間を持ち時間制にするなど、いろいろ工夫を重ねながら議員や職員の皆さまのご協力のおかげさまで何とか無事閉会日を迎えることができました。
こころより感謝申し上げたいと思います。

ところで議会にはいろいろルールや暗黙の了解というものがあります。
これは過去の経緯の積み上げなのですが、例えば常任委員会の委員長になられた議員は質問できない(規定上は副委員長と臨時的に交代すればできますが、慣例的にはあまり好ましくないという雰囲気があります)とか、
副委員長になった議員は委員長と共に委員会運営に協力するため、定刻までに委員会が終了するように質問時間の調整弁になる、とか、他にも様々あります。
※強制ではないのですが、あくまで協力を求められる、ということです。

私は1期目の新人議員なのですが、今年で3年連続、会派幹事長(会派間の調整をする人)を務めさせていただきました。

今年度は我が会派の「友次通憲議員」が「議長」に選出されたため、議会運営側の調整もする立場となり、議事の進行にかかることや議会全体の運営がスムーズに進むよう、様々な案件について、事前に各会派や会派に所属しておられない議員の皆さまにご納得いただくために走り回っております。

その中で前述した「様々なルールや暗黙の了解」を知ることになったというわけです。

いま、茨木市議会の会派構成は

自由民主党・絆   6名
公明党       6名
大阪維新の会    6名
日本共産党     3名
いばらき未来の会  3名(←ここに所属)
会派に属しない議員 4名

となっています。

茨木市議会の良いところは「極力全会一致できるよう、会派も議員も努力する」という風土が形成されているところです。

国会や迷惑ユーチューバーみたいに、ケンカ腰でやりとりしてるのを見ているほうが楽しいという方も中にはいらっしゃると思いますが、それが果たして国民や市民のために役に立つか、ということはまた別問題です。

怒声をあげて反対論を唱えないていないと「戦っていない」と言ってくる方もいらっしゃいますが、議会は氷山でいうと海面にでている3%程度の話で、実はその議会に至るまでに水面下でものすごく戦いを行っているわけです。

「自分さえよければいい」という主張をすることも可能ですが、茨木市28万人のための市議会ですから、そういうタイプの議員はいくら期数を重ねていても、尊重されこそすれ議員も職員もまったく相手にされなくなってしまいます。

その意味で、自分がどうしても実現したい政策がある場合、議会での振舞い方は実現性に大きく影響してくるのです。

私のような1期目のペーペーが議長会派の幹事長を務めることは極めて異例のことだと思いますが、このお役目をいただいたことで、非常にしんどい思いもしますが、27人ひとりひとりの議員とかかわる機会が増え、市の幹部職員ともひざ詰めで話すこともたびたびあり、「議員」としても「人間」としても大きく成長させていただいたと感じています。

12月3日から始まる議会が1期目最後かつ議長会派幹事長として最後の議会となりますが、またしっかりと務めていきたいと思います。

来年1月24日は2期目の茨木市議会議員選挙です。
こちらも準備しなければ。。。と思いつつなかなか時間がとれません?
後援会からは叱咤激励されているのですが、上記のような理由で議会の仕事が多くて首が回らないのが実情です。
まぁ泣き言いっていても始まらないので、なんとかやりくりしていきたいと思います。

もし「ポスティング手伝うよ」「家にポスター貼っていいよ」「チラシつくってあげるよ」みたいな、ご協力をいただける方がいらっしゃいましたら是非ともお願いします!

それでは最後までおよみいただき、ありがとうございました。

#茨木市議会 #コロナ #茨木市議会議員 #都構想