【集計データ公表】10月31日

茨木市議会議員のいなばみちのぶです。

議会やその他諸事情がございまして、ブログの更新が止まっておりました。
いうまでもなくアレですが。。。
「アレ」については、また後日あらためて書く機会があるかもしれませんので、
早速本題に入ります。

10月に入って一気にコロナが終息してきました。
非常に喜ばしいことで、安堵しているところです。

一瞬、「検査数を抑えて陽性者を減らしているのかも」と思いましたが、杞憂であったようです。
というのもデコボコは多少あるものの、10月の1日平均検査数が10000件、平均陽性率は「1.0%」であり、これは「ちゃんと検査をしている」と言える状態だと考えるからです。
※平均陽性率が2%を超えてくると「検査数不足」と言えます

なぜ急にコロナが終息してきたのか?といぶかしげに思うのですが、
国立遺伝学研究所と新潟大学とのチームが、
「ゲノム変異、修復困難で死滅?」という研究結果を発表しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ffc3131185430e24ea85bf09f4f8181e7ab3fa24

記事では、
“ 8月下旬のピーク前にはほとんどのウイルスが酵素の変化したタイプに置き換わっていた。このウイルスではゲノム全体に変異が蓄積しており、同研究所の井ノ上逸朗教授は「修復が追いつかず死滅していったのではないか」と指摘する。  研究は10月に開かれた日本人類遺伝学会で発表した “

とのことで、ウイルスが自滅した可能性があることを指摘しています。

私は専門家でもなんでもないのですが、
ウイルスの変異というものは通常、1年くらいかかるそうです。
しかしコロナウイルスだけは平均2~3カ月で次々と変異し、
ワクチンも治療薬も開発がまったく追いつかない状況でした。
したがって、それだけの不自然な変異に、「ウイルスそのものの体力が追いつかなくなった」という説明は、なんとなく腑に落ちる感じがします。
あくまで個人の感想ですが。。。

また茨木市内のワクチン接種状況ですが、全市民の約6割の方が接種を完了されており、少なくとも10月の中旬あたりでは、ワクチンの残量にダブつきが出ていました。
https://www.city.ibaraki.osaka.jp/saigai/shingatacoronavirusinformation/shingatacoronavaccine/51321.html
したがって、希望される方の接種は、ほぼほぼ完了しているのかな、と思います。

そして「3回目の接種」ですが、国の方針がどうなるかにもよりますが、
基本的には8カ月ほど間をあけて、時期が近づいてきたら順次「接種券」がご自宅に届くことになると思います。
今回は、「接種された時期」がそれぞれ違いますので、一度に詰めかけて予約枠を争うということは起こらないのではないかと思います。

さて本題にもどります。
よく考えると9月のデータも公表してなかったので、それから始めます。

いわゆる「第5波」は6月21日~9月30日までとされています。
この間、医療崩壊というか、そもそも陽性者に対してベッド数や宿泊療養施設数が足りなさ過ぎて、私が記憶している限りでは、一時期約30000人くらいの方が、「自宅療養」をされていたと思います。
その結果、コロナ関連死は316人でした。

しかし「第4波」と比較してみると、数値的にはかなりの「ワクチン効果」が確認できます。
おそらく日本人特有の「ファクターX」と言われる免疫システムも有効に働いたと思われます。

通常、コロナの致命率は全世界的に1%前後といわれていますので、
大阪第4波の致命率「2.6%」という数字がいかに異常であるか、わかると思います。

次に10月の状況です。
「第6波」と言い切っていいのかどうかわかりませんが、仮称としておきます。
おどろくほど減っていることが見て取れます。

※PCR検査の迅速化等により、感染日のカウントを「死亡日ー20日」に変えています

年代別に見ても、「第5波」で感染が多かった50代以下の方々の1日当たりの感染者数が1/10程度まで減少。
ただしトータルでの「重症化率」と「致命率」には、ほぼ変化がないことに留意が必要です。

ちなみにこの陽性者数ですが、基本的に大阪府発表のデータを使用しているのですが、過去にさかのぼって訂正されることがあり、私は全て手作業でエクセル集計をしておりますので、それらの訂正を逐一追い切れていません。
補完的に東洋経済さんHPの集計データを援用していますが、どうも末尾まで数字が一致しないのです?
その点はご理解いただければありがたいです。
※誤差は数人~せいぜい100人程度ですので、大きなデータとしてはそれほど影響を受けないと思います

次に茨木市の状況ですが、同様にかなり改善しています。

※どこかで「1」ズレているのですが、追い切れないのでトータルから引いています

中旬以降、「感染者ゼロ」の日が半分くらいあり、とてもうれしい気持ちです。

最後に府内各市の状況です。

こう見ると、やはり大阪市の人口に対する感染者の割合が異常だということがわかります。

今のところの状況を見る限り、各種宣言も緩和されてきており、旅行や飲食などをしてもある程度大丈夫なのかな、という気がしています。
というか、そろそろそういう風になってもらわないと、企業や事業主が持たないと思うので、このままコロナウイルスが死滅することを強く祈っています。

おそらく11月中も前半はこのままいきそうですが、専門家の中には「12月~3月が危険」と指摘する方もいらっしゃいます。
引き続き、感染防止対策の徹底と、体調に不安がある場合はすぐに診療を受けていただくことをお願いしたいと思います。

過ごしやすい気温が続いていますので、みなさまもどうぞ毎日を健やかにお過ごしください。
また適宜、データを更新していきます。
今後ともよろしくお願いいたします。

茨木市議会議員 いなばみちのぶ拝

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